【銘柄フラッシュ】日本一ソフトウェアなど急伸しパピレスは「Jストック」採用も好感され急伸

銘柄

 13日は、東証1部の値上がり率1位がサニックス<4651>(東1)となり、原油価格の上昇が続くと再び太陽光発電などの需要が盛り返すとの期待やキユーピー<2809>(東1)の太陽光発電設備の増強報道などが好感されて一時ストップ高の16.8%高まで上げ、大引けも15.6%高。値上がり率2位はジャパンディスプレイ<6740>(東1)となり、産業革新機構の支援や有機EL会社買収などが材料視されて12.2%高の大幅続伸。3位はシーズ・ホールディングス<4924>(東1)となり、13日に発表した第1四半期決算の大幅増益や業績見通しの増額修正が好感されて11.2%高。

 IDOM<7599>(東1)は損保業界の自動車保険料率引き下げが追い風とされて8.9%高。システナ<2317>(東1)は16日に発売される季刊の会社情報誌への期待などが言われて8.4%高となり出直り拡大。上村工業<4966>(東2)は売上高の6割が海外を占めるため円安効果への期待などがあり6.8%高。ツインバード工業<6897>(東2)は11月締めのォ第3四半期業績が好調との見方あり6.2%高と出直り拡大。川崎近海汽船<9179>(東2)は対ロシア経済協力関連株の出遅れとされて5.2%高。

 インソース<6200>(東マ)は業績拡大期待に加えて産業界の雇用意欲拡大や月末の金曜日を「早帰りの日」とする政府案などが材料との見方があり17.6%高。リファインバース<6531>(東マ)は引き続き原油市況の回復が追い風になるとの見方があり16.5%高。フルッタフルッタ<2586>(東マ)は南米産果物の抗加齢などに関する研究が材料視されて13.7%高。

 日本一ソフトウェア<3851>(JQS)は引き続きソニー<6758>(東1)グループとのスマートファン向けアプリ制作が材料視されて昨日までの3日連続ストップ高に続き20.6%高。パピレス<3641>(JQS)は11月30日付でJASDAQ 市場を代表する企業群として位置づけられている「J-Stock Index」の構成銘柄に選定されたことなどが好感されて6.2%高となった。

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