【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】ナスダック指数が最大の見所、一目均衡表の「雲」の上限を抜くことができるか
- 2014/10/24 12:34
- 株式投資News
約1カ月前の9月26日付けで「ナスダック指数は9月23日に4508.69ポイントまで下げ、日足ベースの一目均衡表がやや悪化した」と記した。その後、10月15日のザラ場安値4116.59ポイントまで下げ、いったん底打ちした。本稿執筆時の10月21日終了の段階では、終値で4419.48ポイントまで300ポイント余り反騰してきた。
今後の展開を予測するうえで大切な点は、先行スパン(いわゆる雲)の上限(4530~4553ポイント)を明確にブレイクできるかにかかっている。ブレイクに成功すれば、その後の押しに抵抗力が出てくるだろうが、逆に、ブレイクできなかった場合は、その後の下げに注意する必要が出てくる。いったん底入れしたと見られる10月15日のミニ・セリングクライマックスの様相を呈したレベルが、再び脅かされる可能性が生じかねない。