第一生命保険HDは米利上げによる運用環境の好転など好感し高値更新
- 2016/12/15 09:17
- 株式投資ニュース
■信用売り残が買い残の3倍以上に膨れたまま高値を取ってきたため思惑が
第一生命保険ホールディングス<8750>(東1・売買単位100株)は15日、2040.0円(25.5円高)で始まったあとも上値を追い、3日ぶりに年初来の高値を更新した。米国の利上げ発表を受けて米国の国債利回りなどが上昇し、資産運用にかかわる環境の好転が見込まれること、このところの世界的な株高によって資産額の回復が進んできたことなどが好感されている。
信用売り残が買い残の3倍以上に膨れており、この状態で株価が高値に進んでいるため、遠くない段階で買い戻しが増加して上げピッチを強める場面が到来するとの読みがある。