カイオム・バイオサイエンスが田辺三菱製薬との提携を好感し後場急伸
- 2016/12/15 13:24
- 株式投資ニュース
■約1カ月半ぶりに500円台を回復し下値を固める相場が一層堅固に
カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ・売買単位100株)は15日の後場急伸し、13時にかけて15%高の527円(69円高)をつけた。15日付で、田辺三菱製薬<4508>(東1・売買単位100株)と新規抗体作製に関わる委受託基本契約の締結を発表し、期待が集まった。
発表によると、カイオム・バイオサイエンスの抗体作製技術であるADLibRシステムを用いて田辺三菱製薬グループが保有する標的に対するモノクローナル抗体作製等を行い、カイオム・バイオサイエンスは抗体作製に対する対価などを受領する。
500円台回復は11月2日以来約1カ月半ぶりになり、11月以降の下値を固める相場が一層堅固になったとの見方が出ている。