CRI・ミドルウェアは医療用動画のデータ管理ソリューションが好感され急伸

株式市場 銘柄

■国公立大学病院の7割以上のシェアを持つファインデックスとの提携を発表

 ミドルウェア(中間的な処理・動作を行うソフトウェア)大手のCRI・ミドルウェア<3698>(東マ・売買単位100株)は19日、10時過ぎに8%高の3380円(250円高)まで上げ、出来高もすでに前売買日の一日分を上回る活況となっている。10時頃、国公立大学病院の7割以上のシェアを持つファインデックス<3649>(東1)と、動画圧縮技術と画像ファイリングシステムの連携において戦略的提携を行うことを発表。好感買いが集まった。

 発表によると、医学界では、手術や診察など、細部の正確さが求められる医療記録用途での動画録画の需要が高まる一方、増え続ける動画データの管理が課題となっている。CRI・ミドルウェアの動画圧縮ソリューション「CRI DietCoder(ダイエットコーダー)」は画質劣化なくデータサイズ1/2圧縮を実現するなどの高機能を持ち、両社の連携により、膨大な医療用動画のデータ管理を低コストで実現するソリューションを実現し、2017年1月から提供開始するとした。

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