【株式市場】円高基調のため日経平均は小動きとなるが新規上場のリネットジャパンGは買い気配

株式

◆日経平均の前引けは1万9386円37銭(5円23銭安)、TOPIXは1545.84ポイント(3.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億6054万株

チャート16 20日(火)前場の東京株式市場は、円ドル相場が2日続けて円高基調のため模様ながめ気分があり、ブリヂストン<5108>(東1)などが一服模様のまま推移。日経平均は朝方の34円79銭安(1万9356円81銭)を下値に小動きとなり、一時16円77銭高(1万9408円37銭)まで上げたが前引けは5円23銭安(1万9386円37銭)となった。ただ、主な株価指数では東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均が高い。

 ヤーマン<6630>(東1)が業績拡大期待などから東証1部の値上がり率1位となり、やまびこ<6250>(東1)は芝刈りロボットに期待とされて急伸高値など、「師走相場」らしい材料株物色の展開になった。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)も高い。上場2日目の船場(せんば)<6540>(東2)、上場3日目のシンシア<7782>(東マ)は高値を更新。
 
 本日新規上場となったリネットジャパングループ<3556>(東マ・売買単位100株)はインターネットサイト「NET OFF」や「ReNet」により書籍やブランド品などのリユース(買い取り販売)事業を展開。前場は買い気配のまま初値がつかず、公開価格1830円を71%上回る3125円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は8億6054万株、売買代金は9941億円。1部上場1999銘柄のうち、値上がり銘柄数は899銘柄、値下がり銘柄数は954銘柄となった。

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