フェニックスバイオは決算説明会資料など見直され4日続伸基調

株式市場 銘柄

■下期は円安の追い風が吹き半値戻しの期待も

 マウスを用いた医薬品開発研究などのフェニックスバイオ<6190>(東マ・売買単位100株)は21日、8%高の1975円(145円高)まで上げた後も強い展開を続け、16日から4日続伸基調となっている。15日に第2四半期決算の説明会資料を自社ホームページで開示しており、見直される形になった。

 売上高の7割近くが海外を占めるため上期は円高傾向が逆風になったが、下期は11月以降の円安が追い風になる。2016年3月に上場し、上場来の高値は3775円(5月)。これ以降の下げ幅の半値戻しは2600円前後になり、上期の円高の影響を取り戻す場合は最低でも半値戻しは見込めると期待する様子もある。

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