【新規上場(IPO)銘柄】リネットジャパンGは「NETOFF」ブランドが浸透、2800円割れで下値を固めか

株式市場 IPO 鐘

 リネットジャパングループ<3556>(東マ)は、12月20日に東京証券取引所マザーズに上場した。2000年の創業以来、「宅配リサイクルで世界を変える」を企業理念に掲げ、中古本・CD・DVD・ゲームソフトなど常時100万点以上の在庫が揃う日本最大級のネット書店を中心に、ブランド品・貴金属・ホビー品などの商材も幅広く取り扱う総合リユース企業として、実店舗を構えずインターネットと宅配便を活用した利便性の高い買取及び販売サービス「NETOFF」をブランド展開している。

 また、ネットリサイクル事業では、小型家電リサイクル法における事業許認可を取得し、一般消費者からデータセキュリティが心配なパソコン等の使用済小型電子機器等を安全にインターネットと宅配便を活用して回収するプラットフォームサービス「Renet」をブランド展開している。

reinetth1.jpg
ホームページ

 今2017年9月期第2四半期業績予想は、売上高が18億8800万円、営業利益が7000万円、経常利益が6900万円、純利益が5400万円を見込む。

 今17年9月期業績予想は、売上高が42億3600万円(前期比13.6%増)、営業利益が2億7200万円(同80.5%増)、経常利益が2億7000万円(同57.5%増)、純利益が2億3800万円(同60.0%増)を見込む。上場で調達した資金は、システムや物流などの必要な投資に充てる計画で、配当は無配を予定している。

 株価は、12月20日に公開価格1830円を92.9%上回る3530円で初値をつけた後、同日高値3990円と買われた後、22日安値2780円と下げてモミ合っている。 ネットリユース事業については、インターネットへの市場構造の変化に対応した「NETOFF」ブランドの浸透もあり、前々期以降、再成長のステージに入っているほか、ネットリサイクル事業については各自治体との広報に関する協定締結範囲の更なる拡大で、市民のサービス認知度が向上し着実な成長が見込まれる。今9月期第1四半期業績が順調に推移していれば、十分上値を試すと予想されるが、短期的には2800円割れで下値を固めるか見極めるところだろう。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■レジレス無人店舗やスマート案内など、デジタル施策を集約した初の次世代店  ホームセンターのカイン…
  2. ■読書感想文から見えるヒット本動向、新作首位は『イン・ザ・メガチャーチ』  note<5243>(…
  3. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  2. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  3.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  4. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…
  5. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  6. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る