青山商事はブランド改廃の観測など好感し戻り高値
- 2016/12/26 09:53
- 株式投資ニュース
■月次売上高はビジネスウェア好調だがカジュアル・リユースは前年割れ
青山商事<8219>(東1・売買単位100株)は26日、4145円(35円高)で始まり、3日ぶりに戻り高値を更新した。低価格ブランドチェーンの「キャラジャ」について、「5年後をめどに全店閉鎖する」(26日付日本経済新聞朝刊)などと伝えられ、構造改善などに期待が集まった。年初来の高値は4925円(2月)になり、年内はこれにどこまで迫るか注目されている。
12月上旬に発表した月次売上高をみると、期初から11月までの累計では全店の売上高が前年同期間比0.6%の増加となり、既存店は同0.2%減となった。うち、ビジネスウェア事業は全店、既存店とも増加しているが、カジュアル・リユース事業は前年割れとなっている。