上場3日目のセグエグループが好業績など見直されストップ高の後も活況高

株式市場 IPO 鐘

■営業利益49%増を見込み師走相場で見直し強まる

 上場3日目となったネットワークセキュリティシステムなどのセグエグループ<3968>(JQS・売買単位100株)は26日の後場一段高となり、13時過ぎに一時ストップ高の7500円(1000円高)まで上げて高値を更新した。今期・2016年12月期の業績見通し(連結)が前期比で営業利益49%増、純利益55%増の見込みなど業績が好調で、軽量株や好業績株、材料株が動意づきやすい師走相場で見直しが強まったようだ。

 公開価格は1700円、初値は上場2日目の5500円。前週後半に、公安調査庁の2017年版の「回顧と展望」がサイバー攻撃の脅威の深刻化と警戒を一層強める必要を強調したと伝えられ他ことを念頭に注目する様子もある。

 会社発表の今期・2016年12月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比11.4%増の68.78億円、営業利益は同48.7%増の1.91億円、純利益は同55.0%増の1.53億円、1株利益は130円56銭。

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