【株式市場】個別物色が活発で日経平均は続落だがマザーズ指数などは強い

株式

◆日経平均の終値は1万9396円64銭(31円03銭安)、TOPIXは1538.14ポイント(5.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで14億4180万株

チャート15 26日後場の東京株式市場は、円高基調が続いた半面、12月決算銘柄の配当権利付最終日(今年は27日)に向けた買いや、年内にNYダウが史上初の2万ドルに乗る期待などから全体に底堅い印象があった。日経平均は総じて軟調なままもみ合い2日続落となったが、14時30分頃に4円81銭高(1万9432円48銭)まで浮上する場面があった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 任天堂<7974>(東1)日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS)と連携して「スーパーマリオ」のオモチャをセットにしたメニューを期間限定で開始とされ、後場も高いまま売買活発となり、島津製作所<7701>(東1)はSMBC日興証券の投資判断などが言われて後場一段ジリ高。神戸発動機<6016>(東2)は引き続きディーゼル業界再編の思惑などで再騰し高値。MRT<6034>(東マ)は医療福祉関係の人材紹介会社の子会社化などが好感されて急伸。シンクレイヤ<1724>(JQS)は「四季報」「会社情報」の最新号が発売になった16日から動意を活発化させており一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なめで14億4180万株(前引けは6億9090万株)、売買代金は1兆6302億円(同7525億円)。1部上場2005銘柄のうち、値上がり銘柄数は848(同925)銘柄、値下がり銘柄数は1040(同937)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、精密機器、医薬品、食料品、サービス、水産・農林、不動産、小売り、だった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る