シャープが東芝から資金シフトの見方もあり高値更新8%高

シャープ

■四半期最終黒字の観測を好感し再建銘柄好みの資金が集まる

 シャープ<6753>(東2・売買単位100株)は28日の13時30分にかけて8%高の267円(20円高)前後で推移し、約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。27日に「2016年10~12月期の連結最終損益が黒字(前年同期は247億円の赤字)になる見通しを明らかにした」(日本経済新聞12月27日付夕刊)と伝えられ、引き続き好感買いが入っているようだ。

 報道によると、四半期ベースの最終黒字は14年7~9月期以来9四半期ぶり。27日から28日にかけての株式市場では、東芝<6502>(東1)が数千億円規模の減損損失の観測を受けて大幅続落となっているため、「再建銘柄好みの資金がシャープにシフトしている」(市場関係者)との見方も出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る