タカタは米司法省とエアバッグ問題で和解の可能性が伝えられストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■2段上げ相場に発展する可能性が出てきたとの見方

 エアバッグのタカタ<7312>(東1・売買単位100株)は29日、急伸の始まりとなり、9時30分にかけて一時ストップ高の707円(100円高)まで上昇。1ヵ月ぶりに戻り高値を更新した。29日早朝、ロイター通信が米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道として、「米司法省の刑事捜査に絡み、タカタが最大10億ドルを支払い司法省と和解する方向に近づいていると報じた」と伝え、材料視されている。

 タカタを巡っては、事業再建に向けたスポンサー選定が当面の大きな注目要因とされている。株価は2016年11月の312円が2番底になって回復傾向に転じており、本日の急伸は2段上げ相場に発展する可能性が出てきたとの見方がある。この場合の上値メドは900円台まで見込めるようだ。

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