【株式市場・大発会】海外市場からの円安など好感され日経平均は一時426円高

◆日経平均の前引けは1万9529円68銭(415円31銭高)、TOPIXは1552.54ポイント(33.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億4514万株

 今年最初の取引となった「大発会」1月4日(水)前場の東京株式市場は、海外市場からの円安に加えて米国市場の新年最初の取引となった同国3日のNYダウが119ドル高となり快調だったため、トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株をはじめ電気・精密株から大手商社、不動産、銀行、保険・証券株などまで軒並み高となり、日経平均は11時30分にかけて426円68銭高(1万9541円05銭)まで上げ、大幅反発基調となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均なども高い。

 エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)が昨年末に続いて急伸し、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は米エレクトロニクスショーに自動運転の試作車を出展とされて活況高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は2月決算への期待などから急伸。リアルワールド<3691>(東マ)は「働き方改革」に乗ル今年のテーマ株とされて急伸。日本サード・パーティ<2488>(JQS)はディープ・ラーニング関連株とされて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は12億4514万株、売買代金は1兆3445億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は1813銘柄、値下がり銘柄数は137銘柄となった。

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