大発会(1月4日)の東京株式市場は前年末比479円高の1万9594円16銭と4営業日ぶりに大幅反発し全面高の様相となった。日経平均は2016年12月20日の昨年来高値1万9494円53銭を更新、1万9500円台は2015年12月7日以来の1年1カ月ぶりの高値となった。
恒例の大発会は、日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者が「申酉騒ぐ」という格言通りの良い意味で騒がしい年になって欲しいとあいさつ。麻生太郎財務相兼金融担当相は、「金融取り組みでは、コーポレートガバナンスの強化・改革や、資産形成促進のための投資家のさらなるすそ野の拡大、情報技術『高速取引』『フィンテック』の促進などに務めていきたい」と、金融市場の健全な発展に務めていくと語った。最後は全員で手締めをして市場の活性化を願った。また、イベント終了後は晴れ着姿の女性もポーズを取って、にこやかに撮影に応じていた。