ウインテストが16%高など有機EL関連銘柄が動意を強める
- 2017/1/5 13:55
- 株式投資ニュース
■ソニーが米国の家電・エレクトロニクス展示会で4K有機ELテレビ発表し期待高揚
液晶検査装置などのウインテスト<6721>(東2・売買単位100株)は5日の後場13時30分を過ぎて16%高の243円(34円高)前後で推移し、値上がり率、出来高、売買代金とも東証2部銘柄の2位につけて活況高となっている。「有機EL」関連銘柄のひとつで、ソニー<6758>(東1)が米国で開催中の世界最大規模の家電・エレクトロニクス技術展示会CES(コンシューマーエレクトロニクスショー)で4K有機ELテレビ「ブラビア『A1Eシリーズ』」を発表したことなどが材料視されたとの見方が出ている。
当面の業績は赤字が続く見通しだが、ソニーの発表リリースには、同社として初の商品化となる4K有機ELテレビとあり、有機ELテレビ時代の本格化に向けて期待は強いようだ。
有機EL関連銘柄は、フィルムなどの素材から製造装置、検査装置などまで多くの企業が関連するが、保土谷化学(4112)、スガイ化学工業(4120)、ケミプロ化成(4960)、東洋合成(4970)、倉元製作所(5216)、ヒラノテクシード(6245)、ワイエイシイ(6298)、昭和真空(6384)、平田機工(6258)、日新電機(6641)、Vテクノロジー(7717)、ニコン(7731)、SCREENホールディングス(7735)、アルバック(6728)、大日本印刷(7912)、東京エレクトロン(8035)などが挙げられている。