トヨタ自動車は米国で100億ドル投資と伝わるが「強制的」の印象あり軟調
- 2017/1/10 09:15
- 株式投資ニュース
■トランプ氏が11日に当選後初めての会見を予定し注目される
トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は10日、6922円(8円安)で始まり、3日続落模様のスタートとなった。「米国で今後5年間に100億ドル(約1兆1700億円)を投資する計画を明らかにした」(日本経済新聞1月10日付朝刊)と伝えられ、前週後半に米トランプ次期大統領が同社のメキシコ工場計画を非難したことを思い出して「ムリやり強制的に投資させられる雰囲気がある」(市場関係者)との見方が出ている。
今朝は円相場も円高基調となっており、自動車株の中で堅調な銘柄は日産自動車<7201>(東1)程度。トランプ氏は米国時間の1月11日に当選後初めての会見を開くと伝えられており、この場でどのような政策構想が出てくるか注視されている。