ANAPの第1四半期は、販売オペレーションの再構築効果もあり、黒字転換の好スタートとなる

■通期では過去3期連続の赤字決算だが、今期は黒字転換を見込む

 女性向け衣料・雑貨のANAP<3189>(JQS)の第1四半期は、販売オペレーションの再構築効果もあり、粗利率が改善し、黒字転換となった。

 17年8月期第1四半期の業績は、売上高15億71百万円(前年同期比6.3%減)、営業利益34百万円(前年同期△42百万円)、経常利益33百万円(同△41百万円)、純利益21百万円(同△5百万円)。

 通期では過去3期連続の赤字決算だが、今期は、販売オペレーションの再構築、不採算店舗の退店効果が本格的に寄与し、店舗経費が圧縮され、第1四半期から黒字スタートとなっている。

 今期17年8月期業績予想は、売上高70億95百万円(前期比0.2%増)、営業利益1億02百万円(前期△60百万円)、経常利益95百万円(同△68百万円)、純利益55百万円(同△20百万円)を見込んでいる。

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