トランザクションが後場急伸、四半期業績好調で株式分割など発表も好感

株式市場 銘柄

■2月末の株主に株式2分割、また、株主優待の適用範囲も拡大

 カスタムメイド雑貨やエコ雑貨などのトランザクション<7818>(東1・売買単位100株)は12日の後場急伸し、12時50分にかけて15%高の1939円(247円高)まで上げ、値上がり率1位になる場面があった。12日正午に第1四半期決算と株式分割(1対2)、株主優待の適用範囲拡大(200株から100株へ)などを発表。好感されている。

 株式分割は、2017年2月28日現在の最終の株主名簿に記載された株主の保有する普通株を対象に、1株を2株に分割。また、株主優待は、これまで200株(2単元)以上保有する株主が対象だったが、同社株式の魅力を高め多くの投資家による中長期保有を目的に、2017年2月28日現在の最終名簿株主から100株(1単元)以上とする。

 第1四半期の連結業績(16年9~11月)は、売上高が前年同期比13%増加し、営業利益は同47%の増加、純利益は同29%の増加となった。8月通期の見通しは据え置き、純利益は前期比11%増、1株利益は28円46銭。各利益とも第1四半期の段階で通期見通しの4分の1を大きく上回っており、推移は好調といえる。

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