【業績で見る株価】放電精密加工研究所は17年2月期第3四半期累計黒字化、通期も収益改善期待

 放電加工やアルミ押出用金型で大手の放電精密加工研究所<6469>(JQ)に注目したい。1月11日発表した17年2月期第3四半期累計連結業績は黒字化した。通期ベースでも収益改善が期待される。株価は調整一巡して16年10月高値に接近している。上値を試す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増の73億16百万円、営業利益が2億円の黒字(前年同期は1億19百万円の赤字)、経常利益が2億17百万円の黒字(同1億47百万円の赤字)、純利益が1億45百万円の黒字(同56百万円の赤字)だった。

 放電加工・表面処理は同0.4%減収と伸び悩んだが、航空機エンジン部品の低圧タービンブレードの増収などで営業黒字化した。金型は自動車排気ガス浄化用のセラミックスハニカム押出用金型および住宅関連のアルミ押出用金型が好調に推移して同14.2%増収、同66.0%営業増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比6.3%増の104億10百万円、営業利益が同3.2倍の4億14百万円、経常利益が同4.1倍の3億74百万円、純利益が同4.6倍の2億43百万円としている。通期ベースでも収益改善が期待される。

 株価は調整一巡して徐々に水準を切り上げている。そして1月6日には1357円まで上伸して16年10月高値1480円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてきた。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。上値を試す展開が期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る