メディカル・データ・ビジョンが医薬品製造への展開など好感し出直り強める
- 2017/1/13 10:38
- 株式投資ニュース
■医療ビッグデータに基づきスピーディに医薬品などを市場展開
医療関連データサービスなどのメディカル・データ・ビジョン<3902>(東1・売買単位100株)は13日、8%高の2745円(215円高)まで上げて大きく出直る相場になっている。12日の夕方、OTC医薬品・H&BC(ヘルスアンドビューティケア)製品の製造販売を主な業務とする新会社「MDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社(本社:東京都千代田区、MDVCH)を2017年2月1日付けで設立すると発表。期待が集まった。
OTC医薬品は「OverTheCounterDrug」の略称で、医師の処方ではない、薬局・ドラッグストアなどで販売される一般用医薬品。また、H&BCは「ヘルス&ビューティケア」の略称で、OTC医薬品を含め、医薬部外品、医療用具や機能性食品、化粧品、ヘアケア、オーラルケアなど、「美と健康を守る」ことを目的とした商品群を指す。
メディカル・データ・ビジョンは大規模診療データベースなどのビッグデータを保有するため、グループ内で医薬品や機能性食品などを製造することにより、その時々に必要とされている商品をスピーディに市場展開することが可能になる。