【銘柄フラッシュ】アイケイなど急伸しイワキなどの好決算銘柄が活況高
- 2017/1/13 17:08
- 株式投資ニュース
13日は、12月決算や四半期決算の好調だった銘柄が活況高となり、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)はスーパー事業の赤字縮小やコンビニ事業の独走態勢などが好感されて8.6%高。ディップ<2379>(東1)は第3四半期大幅増益となり2月通期に上ぶれ期待が言われて9.1%高。イワキ<8095>(東1)は前11月期が好調で今期予想も好感されて10.5%高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は好決算への期待に加え、OTC医薬品などの製造販売を行う新会社設立を発表し医療ビッグデータ事業との相乗効果に期待が膨らみ6.5%高。
東証1部の値上がり率1位はエアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)となり、早ければ米司法省と13日にも和解かとのロイター通信報道を受けてストップ高の16.5%高。2位はさくらインターネット<3778>(東1)となり、政府プロジェクトの超先端材料開発に関するスーパーコンピューターシステム受注が好感されてストップ高の15.2%高。3位はIDOM<3778>(東1)となり、第3四半期決算が好感されて14.1%高の高値更新。
任天堂<7974>(東1)は午後一番で据え置き型ゲーム機の最新製品「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)を発表し、直前に本日の高値をつけたが、大引けにかけては本日の安値をつけて下押し5.8%安。同時発売になるゲームタイトルの少ないことなどが言われていた。
グローバルダイニング<7625>(東2)2月上旬発表の12月決算に期待が強いようで後場一段高となり20.0%高。川口化学工業<4361>(東2)は前11月決算がV字急回復となった上、今期の見通しを経常利益75%増、純利益3倍などとしたことなどが言われて14.5%高と昨年来の高値。
アスカネット<2438>(東マ)は引き続き空中結像技術がBMWの近未来車に使われたとの発表が好感されて2日連続ストップ高の22.7%高。サイバーステップ<3810>(東マ)は対戦アクションゲームやクイズ形式のロールプレイングゲームのサイト発表などが材料視されてストップ高の21.3%高。アイリッジ<3917>(東マ)は開発支援した朝日新聞社の展覧会アプリがJ-WAVE「POP UP!」で紹介されたとされて7.1%高。
アイケイ<2722>(JQS)は10時30分に業績見通しの増額などを発表しストップ高の29.1%高。スーパーバリュー<3094>(JQS)は正午発表の四半期決算や増配、株式分割が好感されてストップ高の23.2%高。伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は11月に業績予想の増額を発表しているため四半期決算などに期待が持てるとされて3.8%高となった。