農業総合研究所の8月期第1四半期は新規に導入したスーパー等が増加し798店舗まで拡大

■今期は連続して過去最高を更新する見込み

 農業総合研究所<3541>(東マ)の2017年8月期第1四半期業績(非連続)は、売上高3億47百万円、営業利益26百万円、経常利益26百万円、四半期純利益17百万円となった。

 同社は、「農家の直売所」事業が主力。積極的にスーパー等と交渉及び導入を進め、新規に導入したスーパー等が増加し、2016年11月30日時点で798店舗(前期末比+118店舗)まで拡大した。また、登録生産者に対しては、相場情報やスーパー等の特売情報等を提供し、その結果、農家の直売所事業による流通総額は16億15百万円となった。スーパー等への農産物供給量確保のため、集荷場を関東地区等に開設し、集荷場は前期末から4拠点増加し2016年11月30日時点で61拠点、登録生産者は前期末から240名増加し2016年11月30日時点で6,005名と拡大した。

 2017年8月期業績は、15億60百万円(前期比30.6%増)、営業利益1億70百万円(同8.6%増)、経常利益1億69百万円(同4.0%増)、純利益1億9百万円(同1.9%増)と予想、連続して過去最高を更新する見込みである。

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