日本カーボンがSiC繊維を材料に4日続けて昨年来の高値を更新
- 2017/1/16 09:28
- 株式投資ニュース
■トランプ氏の大統領就任まで様子見なら材料株の出番との見方も
日本カーボン<5302>(東1・売買単位千株)は16日、取引開始後に356円(23円高)をつけ、4日連続の昨年来高値更新となった。引き続き、11日に同社などが高シェアをもつ炭化ケイ素(SiC)繊維を米ゼネラル・エレクトリック(GE)が最新の航空機エンジンに採用する見通しと伝えられたことが材料視されている。
全体相場はトランプ氏の大統領就任演説を聴くまで様子見ムードが漂うとの見方がある中で、材料株の出番と見て注目する様子もある。2015年に450円まで上げたことがあり、チャート観測では当面この水準を指向することもあるようだ。