日本航空が逆行高、4月から経営再建途上の制約外れ積極展開などに期待

日本航空 JAL 9201

■原油相場の上げ一服なども寄与

 日本航空<9201>(東1)は16日の後場も戻り高値を更新したまま強い展開が続き、13時を過ぎては3660円(40円高)前後で推移。日経平均が200円安となり、同業のANAホールディングス<9202>(東1)も軟調な中で逆行高となっている。

 注目要因としては、このところの原油相場の上げ一服や、17日に政府観光局の訪日外国人客数の発表があることなどがあるが、これはANAホールディングスと共通。日本航空に固有の要因として、2010年1月に会社更生法の適用を申請してから続いてきた新規路線に関する制約などが17年4月から外れ、積極展開が可能になることが挙げられている。

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