菊池製作所がAR(拡張現実)医療機器システムなど材料にストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■ヘッド・マウント・ディスプレーに超音波診断画像を3次元表示と伝わる

 菊池製作所<3444>(JQS)は17日の後場もストップ高の1048円(150円高)に張り付いて始まり、2016年8月以来の4ケタ(1000円)台となった。同日付の日刊工業新聞が「医療機器にAR活用、菊池製作所が装着型ディスプレー」と伝え、値上がり率は16.7%で、12時50分にかけてJQSDAQ銘柄の値上がり率1位となっている。

 報道によると、「AR(拡張現実)技術を使ってヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)に超音波診断画像を3次元(3D)表示する医療機器システムの開発にめどをつけた」という。業績は今期・2017年4月期も赤字が残る見込みだが、この6ヵ月ほどは底練り型の下値固め相場が続いていて業績動向は消化済みとの見方がある。

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