【銘柄フラッシュ】フィットなど急伸し「銅」高受け古河電工やアルコニックスが高い
- 2017/1/17 16:41
- 株式投資ニュース
17日は、東証1部の値上がり率1位がジーンズメイト<7448>(東1)となり、RIZAPグループ<2928>(札幌)によるTOB(株式公開買い付け)発表を材料にストップ高の38.3%高。2位はU-NEXT<9418>(東1)となり、ヤマダ電機<9831>(東1)との格安スマートフォン事業などが好感されてストップ高の15.0%高。3位はアルファ<3434>(東1)となり政府が宅配便の再配達などを合理化する宅配ボックスを整備とされてコインロッカーの施錠システム大手として注目が集まり一時ストップ高の27.3%高。
タカラバイオ<4974>(東1)は全体相場が続落模様の中で材料株物色に乗るとされ、11日付でCAR(キメラ抗原受容体)遺伝子治療に関する国内臨床試験治験の計画届を提出と発表したことなどが言われて5.7%高の戻り高値。古河電気工業<5801>(東1)は銅の国際市況高を映して昨年来の高値更新幅を拡大する場面があり2.4%高。アルコニックス<3036>(東1)も全体安に逆行高。東天紅<8181>(東1)はNHKニュースで東京・上野動物園のパンダが今年も発情の兆しと伝え、今年こそ上野で祝祭をとの期待が言われて一時21.5%高となったが大引けは6.3%高。
アドテック プラズマ テクノロジー<6668>(東2)は四半期決算などへの高評価が衰えず昨日のストップ高に続いて16.6%高となり大幅続伸。テクノスマート<6246>(東2)はスマートフォン向けや2次電池・燃料電池向け好調との見方あり6.8%高と戻り高値。
フィット<1436>(東マ)は個人向けコンパクトソーラー発電所などが注目されて2日連続ストップ高の26.6%高。サイバーステップ<3810>(東マ)は13日発表の四半期決算への評価が衰えず3日連続ストップ高の18.7%高。メタップス<6172>(東マ)は第1四半期好調で12.4%高とV字型に出直り、ベステラ<1433>(東マ)は1月決算への期待や東証1部への昇格期待などが言われて8.1%高と連日の高値更新。
山王<3441>(JQS)は引き続き東京工業大学との共同開発技術に関する特許2件などが好感されて3日連続ストップ高の20.3%高。菊池製作所<3444>(JQS)は「AR(拡張現実)技術を用いた超音波3次元(3D)診断画像などの医療機器システムに関する報道が好感されてストップ高の16.7%高となった。