トヨタは燃料電池車MIRAIによる実証実験をアラブ首長国連邦(UAE)で開始
- 2017/1/17 16:59
- プレスリリース
■UAEで水素社会実現へ向けた共同研究に参画
トヨタ自動車<7203>(東1)は、アラブ首長国連邦(UAE)での持続可能な低炭素社会づくりに向けた水素利用の可能性を探るため、アラブ首長国連邦マスダール社、アブダビ国営石油会社(ADNOC)、エア・リキード社、トヨタの現地ディストリビューターであるアルフタイム・モータース社とともに、共同研究を行うことで合意した。また、その研究活動の一環として、2017年5月より燃料電池車MIRAI(ミライ)を使用した現地での走行・充填などに関する実証実験を開始する。
今回の合意は、1月16日にアブダビ サスティナビリティ ウィーク開幕日に開催のアブダビ・グローバル・アクション・デーで発表されたもので、今後、水素製造、物流、スケールの拡大、事業成立性といった様々な課題に対する研究を共同で進めていくもの。また、本年5月に設置される水素ステーションを使用し、高温となる気候下での様々な走行試験や充填などに関する試験を行うほか、UAEの政府関係者やオピニオンリーダーへの短期的なリースなどを通じ、燃料電池車や水素社会へのさらなる理解促進を図っていく。