ホットランド 第3四半期連結業績を発表

■通期は大幅増収増益を見込む

ホットランド<3196>(東マ)の今期14年12月期第3四半期連結業績は、売上高200億38百万円、営業利益12億87百万円、経常利益13億28百万円、7億48百万円であった。

同社は、1997年に1号店をオープンしたたこ焼き店「築地銀だこ」を主力業態店に薄皮たい焼店「銀のあん」、焼き鳥店「やきとりのほっと屋」、てんぷら店「日本橋からり」などと多業態化し、全国に530店舗をチェーン展開している。「築地銀だこ」、「銀のあん」では、特許を独自開発した専用たい焼き機や特許を取得した両面加熱型たい焼き機を専用機械工場で製造して同社独自の味を創り出して差別化、高い参入障壁を構築するととともに、国内外のチェーン加盟店への機械販売・メンテナンスにより売り上げを拡大させている。

しかも、世界でも有数のたこを使用する外食産業として世界中で原料を調達し、加工、流通させるなど自社完結の調達網を確立し、安定的な量の確保と価格の安定性をキープしており、同社の石巻水産研究所では、世界初となる真だこの完全養殖を目指した研究も進めている。

また「和食」が、世界無形文化遺産に登録されたことから過去最高ペースで伸びている訪日外国人観光客にたこ焼人気も高まっており、「和のファーストフードチェーン」として海外進出も積極化、今年5月の韓国など直営・フランチャイズ展開により25店舗を出店している。

通期連結業績予想は、売上高270億91百万円(前期比31.6%増)、営業利益18億33百万円(同195.6%増)、経常利益17億50百万円(同69.2%増)、純利益9億10百万円(同579.1%増)と大幅増収増益を見込む。

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