【銘柄フラッシュ】山王、ユークス、ナガオカ、大泉製作所、サイバーステップ、テリロジーなどがストップ高

銘柄

 18日は、全市場での値上がり率1位は、電子部品の金メッキなどの大手・山王<3441>(JQS)で、4日連続ストップ高。1月12日の夕方、東京工業大学と共同開発した「金属複合水素透過膜とその製造方法」に関する特許を2件取得と発表し期待が衰えなかった。

 全市場での値上がり率2位は、ゲーム開発受託などのユークス<4334>(JQS)で、「AR performers」を好感してストップ高し、2013年につけた1407円に接近した。

 ナガオカ<6239>(JQS)は、1004円とストップ高。築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング調査の最終結果で、有害物質のベンゼンが最大で環境基準の79倍検出されたことから、関連銘柄として買いが膨らんだ。

 大泉製作所<6618>(東マ)は、17日に臨時株主総会の開催(2月15日)と取締役の異動、取締役2名の選任を発表。同社へのTOBを行ったインテグラルの関与などが材料視され、ストップ高した。

 PCオンラインゲーム大手のサイバーステップ<3810>(東マ)は、13日発表の四半期決算への評価が衰えず4日連続のストップ高。

 情報セキュリティソリューションなどのテリロジー<3356>(JQS)は新規上場を延期したZMP(東京都文京区・銘柄コード番号7316)も延期の理由が社内の情報セキュリティの再構築だったため、需要増への期待などが言われてストップ高した。

 眼鏡チェーン大手のメガネスーパー<3318>(JQS)は、メガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」の「第3回ウェアラブルEXPO」(1月18日~20日、東京ビッグサイト)出展などに期待が集まり、98円まで上げて反発した。

 銀行業を中心とする持続的な利益拡大へのステージアップを目指して事業基盤強化に取り組んでいるJトラスト<8508>(東2)は、アジアを中心にIR活動など積極展開を評価して1276円まで上げて急反発した。

 食品関連の中小企業をM&Aで支援・活性化するビジネスモデルを展開しているヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東マ)は、2850円まで上げて、変わらずをはさんで6連騰した。

 ジーンズメイト<7448>(東1)は、昨日のストップ高に続き、361円まで上げて連日高値を更新した。16日の取引終了後、「結果にコミットする」のテレビCMで知られるトレーニングジム「RIZAP」(ライザップ)などを運営するRIZAPグループ<2928>(札)によるTOB(株式公開買い付け)などを発表したことを材料視している。

 半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開するマルマエ<6264>(東マ)は、株式2分割と株主優待制度導入を材料に1080円まで上げて急反発した。

 ベステラ<1433>(東マ・売買単位100株)は5連騰。8400円まで上げて、連日の昨年来高値更新と上値を伸ばした。

 人材サービスや保育・介護サービスを展開するライク(ジェイコムホールディングスが16年12月商号変更)<2462>(東1)は、2378円まで上げて4連騰した。1月10日発表した17年5月期第2四半期累計の連結業績は計画超の大幅増収、大幅営業増益で、通期予想にも増額の可能性がありそう。

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