【注目銘柄】日本M&Aセンターは上場来高値圏でのボックス展開から上放れ期待、17年3月期2桁増収増益予想で増額の可能性

注目銘柄

 日本M&Aセンター<2127>(東1)に注目したい。17年3月期2桁増収増益予想で、さらに増額の可能性がありそうだ。株価は上場来高値圏でボックス展開の形だが調整一巡感を強めてきた。好業績を評価してレンジ上放れの展開が期待される。

 17年3月期の連結業績予想は、売上高が16年3月期比14.2%増の168億80百万円、営業利益が同14.3%増の80億円、経常利益が同12.4%増の80億円、純利益が同12.2%増の54億30百万円としている。案件成約数が順調に増加し、大型案件も寄与する。

 計画超の大幅増収増益だった第2四半期累計の進捗率は売上高が61.0%、営業利益が70.0%、経常利益が70.5%、純利益が71.1%と高水準だった。受注残が豊富であることを考慮すれば、通期予想も増額の可能性がありそうだ。

 株価は16年6月の上場来高値3565円から一旦反落し、その後は2800円~3500円近辺のレンジでボックス展開の形だ。ただし調整一巡感を強めてきた。好業績を評価してレンジ上放れの展開が期待される。フシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。

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