【銘柄フラッシュ】マルマエ、トライステージが急伸、省電舎、山王、モバイルクリエイト、イマジニアはストップ高
- 2017/1/19 16:00
- 株式投資ニュース
電子部品の金メッキなどの大手・山王<3441>(JQS)は、1790円と4日連続ストップ高した。1月12日の夕方、東京工業大学と共同開発した「金属複合水素透過膜とその製造方法」に関する特許を2件取得と発表。期待が衰えないようだ。
省電舎<1711>(東2)は850円(150円高)ストップ高。前日大引け後に同社の100%子会社であるドライ・イーは、東芝ITサービス及び株式会社NTTスマイルエナジーの3社連系による太陽光発電設備メンテナンス事業を開始すると発表。これを材料視した買いが膨らんだ。
モバイルコンテンツ配信主力のイマジニア<4644>(JQS)は、150円高(17.92%高)の987円とストップ高し急伸した。18日に子会社の「SoWhat」がスマートフォンゲーム「LINE アキンド星のリトル・ペソ」を制作し、LINE<3938>(東1)が展開するサービス「LINE GAME」から提供すると発表したことを材料視している。
車両向け移動体管理システムを提供するモバイルクリエイト<3669>(東1)は、80円高の460円まで上げて一時ストップ高した。同社は、産業用ドローン国内大手のエンルートと産業用ドローンの製造並びにAI・情報通信システム等共同開発において業務提携すると発表。このことを好感して急伸した。
トライステージ<2178>(東マ)は続急伸。240円高の2860円と年初来高値を更新した。前日18日大引け後に1対4の株式分割を実施すると発表。これを材料視した買いが入った。
半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開するマルマエ<6264>(東マ)は、1160円まで上げて急続伸し、16年11月高値を更新した。17年8月期第1四半期は減益だったが、受注好調で第2四半期累計および通期予想を増額修正している。
ユー・エス・エス<4732>(東1)は続急伸。前日18日大引け後に同社が中古車オークション業を手掛けるジェイ・エー・エーの66.04%の株式を取得し子会社すると発表。これを材料視した買いが入った。
M&A仲介会社のストライク<6196>(東マ)は、240円高の4785円まで上げて反発した。12月26日に17年8月期第1四半期の非連結業績を発表。通期予想に対する進捗率が高水準であり、通期予想の上振れ期待が高まる。
日本発ブランドを世界に発信するファッションカンパニーTOKYO BASE<3415>(東マ)は、3120円まで上げて昨日に続いて高値を更新した。17年2月期は大幅増収増益予想である。
人材サービスや保育・介護サービスを展開するライク(ジェイコムホールディングスが16年12月商号変更)<2462>(東1)は、150円高の2510円まで上げて5連騰した。1月10日発表した17年5月期第2四半期累計の連結業績は計画超の大幅増収、大幅営業増益だった。通期予想にも増額の可能性がありそうだ。
半導体用結線装置(ワイヤボンダ)大手の新川<6274>(東1)は、36円高の828円まで上げて反発した。11月に17年3月期利益予想を減額したが、その後の円安進行で一転増額期待が高まっている。