【業績でみる株価】ドリコムは17年3月期第3四半期累計予想を大幅増額修正

 コンテンツサービスを主力とするドリコム<3793>(東マ)は1月19日、17年3月期第3四半期累計連結業績予想の大幅増額修正を発表した。株価は昨年来高値更新の展開だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績予想は、売上高を6億円増額して前年同期比14.6%増の56億円、営業利益を3億10百万円増額して5億10百万円(前年同期は3億19百万円の赤字)、経常利益を3億20百万円増額して4億50百万円(同3億22百万円の赤字)、純利益を2億10百万円増額して4億10百万円(同6億89百万円の赤字)とした。

 16年11月リリースした「ダービースタリオン マスターズ」が垂直的立ち上がりとなり、その後も安定的に推移している。1億50百万円の売上寄与としていた計画を大幅に上回り、7億39百万円の売上を計上する見込みだ。

 株価は16年9月1649円を突破し、昨年来高値更新の展開となって1月13日には1783円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待され、さらに上げ足を速める可能性もありそうだ。

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