デンカはインフルエンザの流行期など材料視されて昨年来の高値

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■割高感なく「ベースキャンプ」形成し一段高い位置を目指す期待が

 デンカ<4061>(東1)は24日、取引開始後に542円(20円高)をつけ、約2週間ぶりに昨年来の高値を更新した。インフルエンザの流行が最も活発化する時期を迎え、グループ企業のデンカ生研が株式市場ではインフルエンザ関連株の代表格と位置づけられているため材料株物色が波及したとの見方が出ている。

 昨年10月から12月にかけて約100円(2割強)の上昇相場となり、その後は昨年来の高値圏で値固めを続けてきた。PERは15倍前後のため割高感はなく、値動きのトレンドとしては、このところの高値圏での値固めを登山のベースキャンプと仮定することができるようで、そのうち一段高い位

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