JFEホールディングスが昨年来初の2000円台、米大統領令やインドの政策など好感

株式市場 銘柄

■保留中だった米国・カナダ間の石油ガスパイプライン建設を推進と伝わる

 JFEホールディングス<5411>(東1)は25日、2005.0円(54.0円高)で始まり、昨年来初めて2000円台に乗り昨年来の高値を更新した。このところインドが鉄鋼製品の輸入制限措置の1つである「最低輸入価格制度」を近く廃止する方針と伝わり、日本の鉄鋼業界に有利とされているほか、米トランプ新大統領が保留中だった米国・カナダ間の石油ガスパイプラインの建設を推進する大統領令に署名したと伝わり、積極財政による社会基盤建設景気の盛り上がりを期待する雰囲気が出ている。

 信用売り残が多く、買い残の1.3倍に増加しているため、株価がこのまま高値を更新するようなら売り立て投資を手仕舞いする目的の買い戻しが増え、この買い注文が株価を押し上げる「踏み上げ相場」に発展する可能性もあるようだ。

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