新日鐵住金が「シームレス鋼管」を思い出す動きなどに乗り高値更新

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■トランプ大統領が米国・カナダ間の石油パイプライン建設に署名し連想買い

 新日鐵住金<5401>(東1)は26日、2800.0円(34.0円高)で始まり、約1カ月ぶりに昨年来の高値を更新した。米トランプ新大統領が米国・カナダ間の石油パイプライン建設を推進する大統領令に署名したと伝わり、「パイプライン用のシームレス鋼管といえば旧・住友金属のイメージがある」(市場関係者)といった観点で注目する動きがある。

 鉄鋼株は軒並み続伸の始まりとなった。先週、インドが鉄鋼製品の輸入制限措置の1つである「最低輸入価格制度」を近く廃止する方針と伝わり、日本の鉄鋼業界に有利とされているほか、トランプ新大統領の積極財政による社会基盤建設方針、為替の円安基調などが追い風といえる。

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