【銘柄フラッシュ】サン電子が急伸し日米株高期待が強まり第一生命HDなども活況高
- 2017/1/26 16:41
- 株式投資ニュース
26日は、米トランプ大統領による景気刺激・雇用増加政策への期待が強く、前夜のNYダウが史上初の2万ドル台に乗ったことなどが好感され、ソニー<6758>(東1)が2.2%高程度ながら1月中旬につけた昨年来の高値に迫り、株式市場の活況期待などから証券・銀行株などが高く、株高による運用資産の拡大期待などから第一生命ホールディングス<8750>(東1)は4.9%高となって高値を更新。「親トランプ銘柄」とされてソフトバンクグループ<9984>(東1)も3.1%高となって高値を更新。
東証1部の値上がり率1位はVOYAGEGROUP(ボヤージュグループ)<3688>(東1)となり、25日に発表した四半期決算が好感されてストップ高の26.2%高。2位はエアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)となり、一昨日の24日までは法的整理への懸念から3日連続ストップ安をはさんで7日続落だったが、推移を見守る動きも含めて買い戻す動きが増えたようで、揺り戻し的に2日続伸の19.3%高。3位はソフトバンク・テクノロジー<4726>(東1)となりシティグループ証券が注目を開始し目標株価6500円で投資判断を開始とされて16.8%高。
エルナー<6972>(東2)は業績回復を強める2ケタ銘柄として低位株好みの投機筋が参集とかで急伸し24.2%高と半年ぶりに3ケタ(100円台)を回復。日本化学産業<4094>(東2)は25日に住友金属鉱山<5713>(東1)から二次電池用正極材について更なる増産要請があったと発表し急動意となった勢いが衰えず20.3%高。
サイバーステップ<3810>(東マ)はスマートフォン用ゲームでサンリオ<8136>(東1)との提携などが好感されて3日前まで7日連続ストップ高となり、この勢いが再燃とされて急反発はストップ高の15.2%高。アドベンチャー<6030>(東マ)は高空チケット比較予約サイトなど好調で連続最高益のグロース銘柄とされ14.2%高となって上場来の高値を更新。
サン電子<6736>(JQS)はイスラエルに置く子会社が「IoT」に対するサイバー攻撃などへの対策で注目とされてストップ高の20.2%高。ウエッジホールディングス<2380>(JQG)は筆頭株主昭和ホールディングス<5103>(東2)と歩調を合わせるように急伸相場を形成し、思惑ありげとされて10.7%高。ハピネス・アンド・ディ<3174>(JQS)は四半期決算が好感されて9.8%高となり戻り高値を大きく更新した。