日立マクセルは第3四半期の高進捗率など評価され上場来の高値

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■経常利益は通期予想の92%を確保し信用売り残の多さも注目される

 日立マクセル<6810>(東1)は30日、取引開始後に7%高の2319円(154円高)まで上げ、2014年に再上場して以来の上場来高値を更新した。

 27日に第3四半期の連結決算(16年4~12月累計)を発表。売上高、各利益とも前年同期比では減少したが、営業利益は52.8億円となり、3月通期予想(従来予想を据え置き60億円)の88%を確保し、同じく経常利益は92%を確保したため、進捗率の高さを評価する様子がある。信用売り残が買い残を大きく上回っており、売り建て投資を買い戻す動きが始まれば少なからず株価助長要因になるとの期待も出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る