【銘柄フラッシュ】ネプロジャパンなど急伸し選挙関連のイムラ封筒も高い

株式市場

 12日は、衆議院解散に関する記事が大手全国紙の1面トップに続々と出て景気対策や補正予算の思惑などが広がり、三井不動産<8801>(東1)が2.7%高など不動産株がほぼ全面高となり、大手銀行株や証券株、消費者金融株なども上げ、機械受注統計を好感してファナック<6954>(東1)なども高い。昨日中期計画を発表した富士フイルムホールディングス<4901>(東1)は活況4.4%高となり、昨日業績予想を増額修正した東京精密<7729>(東1)は10.5%高の高値更新。一昨日に9月決算を発表したロックオン<3690>(東マ)は2日連続ストップ高の16.4%高。選挙関連のイムラ封筒<3955>(東2)は一時23%高まで急伸して5.0%高、GMOリサーチ<3695>(東マ)はストップ高となった。

 あいホールディングス<3076>(東1)は昨日業績予想を増額して8.1%高の戻り高値、11時に業績予想を増額発表したトミタ<8147>(JQS)は急動意となり17.9%ストップ高、13時に発表したアビスト<6087>(東2)も急動意となり4.4%高。14時台の発表銘柄は総じて動きが鈍く、ネプロジャパン<9421>(JQS)は5日発表の決算を好感して翌日から5日連続ストップ高の57.0%高。

 東証1部の値上がり率1位はアイロムホールディングス<2372>(東1)の25.9%ストップ高となり今朝9時過ぎにiPS細胞関連製品を発表、2位はセイノーホールディングス<9076>(東1)の12.7%高となり自社株買いを好感、3位は穴吹興産<8928>(東1)の11.8%高となり第1四半期決算を好感して戻り高値に進んだ。

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