プリマハムは取引開始前に増額修正を発表し買い気配で急伸

株式市場 銘柄

■生産性向上などにより3月通期の営業利益は前期比85%増の見込みに

 プリマハム<2281>(東1)は31日、買い気配のあと8%高の439円(32円高)で始まり、1月5日につけた昨年来の高値に顔合わせとなった。31日の取引開始前、2017年3月期の連結業績見通しを増額発表し、営業、純利益とも従来予想を各々26%引き上げたため好感買いが殺到した。

 加工食品事業での生産性向上、ベンダー事業の収益改善などが寄与し、営業利益は従来予想を25.6%引き上げて147億円の見通し(前期比では84.6%の増加)とし、純利益は同じく26.8%引き上げて90億円(同39.9%の増加)とした。全体相場の下げが一服すれば一段と上値を指向するとの期待が出ている。

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