【株式市場】NYダウは4日ぶり反発だがトヨタなど軟調で日経平均は軟調に推移し一時95円安

株式

◆日経平均の前引けは1万9099円93銭(48円15銭安)、TOPIXは1524.66ポイント(3.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億6285万株

チャート5 2日(木)前場の東京株式市場は、昨日の米トランプ大統領の為替に関する発言にもかかわらず欧州株式がほぼ全面高となり、NYダウも4日ぶりに反発したため、日経平均は続伸基調で始まった。しかし、トヨタ自動車<7203>(東1)は朝から軟調など主力株の足並みがそろわず、日経平均は10時過ぎに95円63銭安(1万9052円45銭)まで軟化し、前引けも48円15銭安(1万9099円93銭)となった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 武田薬品工業<4502>(東1)が1日発表の四半期決算などを手掛かりに買われて堅調に推移し、日本通信<9424>(東1)ソフトバンクグループ<9984>(東1)のソフトバンクの回線借用合意が好感されて大幅続伸。上場5日目のシャノン<3976>(東マ)は業績拡大期待などがあるようで2日ぶりに高値を更新。メガネスーパー<3318>(JQS)はウエアラブルのめがね端末への期待が言われて出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は9億6285万株、売買代金は1兆918億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は724銘柄、値下がり銘柄数は1130銘柄となった。

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