第一生命保険が米トランプ大統領の金融規制緩和など好感し高値更新

株式市場 銘柄

■日米の長期金利の上昇傾向に加え一段と資産運用環境が好転

 第一生命ホールディングス<8750>(東1)は6日、続伸の始まりとなり、取引開始後に2155.0円(54.5円高)をつけて2015年12月以来の2155円台に乗った。米トランプ大統領が金融規制の緩和に関する大統領令に署名する方針と前週末に伝えられ、資産運用環境の好転などに期待が広がったようだ。

 このところの株価を見ると、前週末まで「週足」が3本続けて陽線を建てながら上値を追ってきた。日米の長期金利の上昇傾向を受けて資産運用環境が好転するとの見方が広がっており、米国での規制緩和はこれを一段とアト押しする形になる。信用売り算が買い残を上回る状態となっており、このまま株価が上値を追うと買い戻しが増加して株高を助長する要因になるとの見方が出ている。

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