【業績でみる株価】SCREENホールディングスは17年3月期通期連結業績予想と配当予想を増額修正、自己株式取得も発表

 SCREENホールディングス<7735>(東1)は7日、310円高(4.53%高)の7150円まで上げて急反発している。17年3月期第3四半期累計連結業績は半導体・液晶製造装置が拡大して大幅増収増益だった。そして通期連結業績予想および配当予想を増額修正した。連結業績予想の増額修正は3回目である。また自己株式取得も発表した。株価は97年高値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.9%増の2100億15百万円、営業利益が同42.4%増の213億27百万円、経常利益が同40.9%増の207億88百万円、純利益が同36.5%増の163億37百万円だった。半導体・液晶製造装置の受注拡大が続いている。

 通期の連結業績予想については、売上高を100億円増額して前期比13.2%増の2940億円、営業利益を20億円増額して同31.6%増の310億円、経常利益を20億円増額して同29.4%増の300億円、純利益を15億円増額して同30.2%増の245億円とした。16年8月8日、16年11月7日に続いて3回目の増額修正である。半導体メーカーによる微細化投資および3D-NAND型フラッシュメモリへの投資拡大、中国における大型液晶パネルへの投資拡大で、受注環境は良好である。

 配当予想は期末5円増額して年間75円(期末一括)とした。16年10月1日付株式併合(5株を1株に併合)を考慮して、前期の年間12円を年間60円に換算すると実質的に15円増配となる。

 また自己株式取得も発表した。取得株式総数の上限33万株、取得価額総額の上限20億円で、取得期間は17年2月7日~17年3月31日としている。

 株価は97年来の高値水準となる16年12月高値7340円から利益確定売りで一旦反落する場面があったが、その後も高値圏7000円近辺で概ね堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、業績予想と配当予想の増額修正、および自己株式取得を評価して97年高値を試す展開が期待される。

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