ホンダは6日続伸基調、米GMや日立グループと相次いで提携し期待強まる

ホンダ HONDA 7267

■米GMとは米国に合弁会社を設立するためトランプ氏が歓迎する期待も

 ホンダ<7267>(東1)は8日、6日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に3579円(38円高)と1月5日につけた戻り高値3604円に迫っている。7日午後、電動車両用モーターの開発などに関して日立オートモティブシステムズ株式会社と合弁会社設立を目的とした基本合意書を結んだと発表。期待が広がった。

 1月31日には米GMと燃料電池システムを生産する合弁会社を米国ミシガン州に設立すると発表。相次ぐ提携が注目されている。米国での合弁会社については、米トランプ大統領の方針として、米国で販売するクルマは同国内で生産し雇用を増やすよう求めていることにも合致するとして好感されている。

 このところの株価は戻り高値圏で2カ月近くモミ合っているが、2月3日に第3四半期決算を発表した後は再び上値を指向している。PERは11倍前後のため日系自動車各社の株価の中で割高感はなく、また数少ないジリ高基調の銘柄のため注目度は高いようだ。

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