【新規上場(IPO)銘柄】本日上場の安江工務店は公開価格の4%高で初値のあとも強い

株式市場 IPO 鐘

■大幅増益で公開価格でのPERは割安

 10日、新規上場となった安江工務店<1439>(名2、JQS)は買い気配で始まり、東証JASDAQ市場では9時6分に公開価格1250円を4%上回る1300円で初値をつけた。その後10時を過ぎては1344円まで上げて売買をこなしている。

 中京地区を地盤に新築・リフォーム住宅や不動産流通などを展開し、会社発表の2016年12月期の業績(単体)は、売上高が前期比6.2%減の38億7996万円、営業利益は同54.0%増の2億9607万円、純利益は同63.9%増の1億9679万円、1株利益は209円26銭。配当は31円ちょうどの見込み。

 公開価格はPER5.9倍になり、たとえばフジ住宅(8860)やサンフロンティア不動産(8934)のPER7倍台との比較では割安になる。

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