マツダは安倍・トランプ会談で自動車産業などへの非難なく出直り強める

マツダ 7261

■ここ3割近く下げたため自律反騰を期待する雰囲気が強い

 マツダ<7261>(東1)は13日2日続伸の始まりとなり、取引開始後に1647.5円(58.0円高)と出直りを強めている。安倍首相とトランプ米大統領の会談で日本の自動車産業や円相場などについて特段、批判が出なかったため、このところの不安感が後退する形になった。円相場も今朝は9時過ぎに意ドル114円台に入り円安基調を強めている。

 このところの株価は2016年12月の2066.0円を高値に下げトレンドが続き、17年2月9日に一時1514.5円まで下げた。この間の下げ幅は約552円(約27%)。自律反騰に転じる場合は下げ幅の3分の1戻しの水準(1700円前後)、半値戻しの水準(1790円前後)、3分の2戻しの水準(1880円前後)などがメドになることが少なくないとされている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る