ジオネクストのジリ高続く、太陽光発電所にかかわる権利取得など好感

株式市場 銘柄

■関東・関西圏の大型建物200棟の屋上に太陽光発電所を設置する構想

 環境・ヘルスケア関連事業などのジオネクスト<3777>(JQG)は13日の後場も堅調で、13時30分にかけて本日現在高の76円(6円高)まで上げて推移。10日付で、連結子会社のエリアエナジーが日本屋上発電所株式会社(東京都中野区)から太陽光発電所にかかわる権利等を取得したと発表し、期待が広がっている。

 発表によると、エリアエナジーは来期にかけて売電開始直前の竣工案件や既に売電中の太陽光発電所の多数購入を進めていく予定。 取得の対象となる発電設備IDは、関東圏、関西圏の都市部に存在する大型な建築物200棟の各屋上に太陽光発電所を設置していくという新しい太陽光ビジネスモデルの核となるもので、パネル設置に関し特許を持っている施工会社とともに、さらなる屋上太陽光設備IDを取得していくとした。

 2016年12月期の決算発表は2月14日の予定で、営業損益は黒字化の見込み。株価は16年11月の33円を下値に傾向的なジリ高が続いており、決算発表を機に業績回復を見通した相場が強まると見て注目する様子がある。

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