【銘柄フラッシュ】イナリサーチなど急伸し第3四半期発表の大手商社も高い

株式市場 銘柄

 4日は、国債先物が2カ月ぶりの安値水準と伝えられたため株式への資金シフト期待が聞かれ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は昨日の第3四半期決算発表も好感されて5.2%高。円相場が対ユーロで3円近い急落となったため、欧州景気に感応が大きいとされるマツダ<7261>(東1)は3.4%高、JT<2914>(東1)は4.8%高。

 10時に海外子会社の設立を発表したホシザキ電機<6465>(東1)は急伸となって5.3%高、11時に第3四半期決算を発表した三井物産<8031>(東1)は後場ダレ模様になったが1.6%高、13時に第3四半期決算を発表した三菱商事<8058>(東1)は一段強含んで4.8%高、同時刻に発表のJXホールディングス<5020>(東1)は原油安の影響が心配されたが1.2%高、14時に発表した東京海上ホールディングス<8766>(東1)は5.0%高、やや遅れて発表したゴールドウイン<8111>(東1)は8.9%高。一方で、富士重工業<7270>(東1)三菱重工業<7011>(東1)は13時台の第3四半期決算発表を境に軟化した。

 イナリサーチ<2176>(JQS)は9時に核酸医薬品の開発試験の受託を発表し期待が強まり20.6%ストップ高、山王<3441>(JQS)は水素透過膜による低コストの水素量産技術を材料に連日ストップ高の16.0%高、ミクシィ<2121>(東マ)ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)が好決算だったため同じような好決算の期待が広がり9.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る