あじかん3日続けて上場来の高値、業績見通し増額など好感
- 2017/2/15 13:09
- 株式投資ニュース
■自社工場製品など順調ですり身などの原材料価格も寄与
業務用厚焼き玉子などのあじかん<2907>(東2)は15日の後場寄り後に一段高の1620円(69円高)まで上げ、3日続けて上場来の高値を更新した。2月10日に第3四半期の連結決算を発表し、3月通期の業績見通しを増額修正。引き続き好感買いが衰えない展開になっている。上場来高値でもPERはまだ18倍前後にすぎないため、一段上値を展望する様子もある。
3月通期の予想連結経常利益は、従来予想を29%引き上げて17.5億円の見込み(前期比4倍)とした。玉子焼類やごぼう茶などの自社工場製造製品の販売利益が順調に推移していることや、鶏卵・魚肉すり身などの主要原材料価格が当初の想定以下で推移したことなどが要因。一部には、通期の業績見通しの再増額に期待する向きもあるようだ。(HC)