出光興産は5日続伸基調となり2007年以来の高値、経営統合への期待強まる様子

出光興産 5019

■創業家側の代理弁護士辞任が伝えられてから続伸中

 出光興産<5019>(東1)は16日、5日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に3675円(135円高)をつけて1月27日以来約3週間ぶりに2007年以来の高値を更新した。このところ原油価格が強含んでいるため追い風になっているが、続伸を開始した日と昭和シェル石油<5002>(東1)との経営統合を巡って出光興産の創業家側の代理人・浜田卓二郎弁護士が辞任と伝えられた日が同一のため、経営統合に向けた作業進展が株高要因との見方もある。

 信用売り残を光代直近は120万株を超えており、買い残の65万株を大きく上回っている。このまま株価が強ければ売り建て投資を手仕舞うための買い注文が増えることが予想され、こうした買いの埋蔵量は膨大名状況になっている。

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